【DIY】漆喰の塗り方。素人は素直にパターン塗りしましょう。
漆喰塗り仕上げ編
床の間の漆喰下塗りが終わりました。
下塗りの様子はこちら >>
ここまでに使った漆喰「うま~くヌレール」の量は5kg(1缶)。
仕上げ塗り用にもう一缶(箱?)開けます。
下塗り中に気づいたコツ
3時間下塗りをした結果、塗る前に漆喰をよーく練ると塗りやすい!ということに気付きました。
漆喰を受け台に乗せ、くるくると練る。
最初はちょっと力がいるけど、だんだん軽くなってきます。お菓子の「ねるねるねるね」くらいの感触になったらOK。
これを塗っていきます。
下塗りのとき、角を塗るのが塗りコテだと難しかったので、砂壁はがしのときに活躍した「お好み焼きヘラ」を使ってみました。
「塗り方DVD」では角はヘラを使うといいと言ってたので、似たようなものかなと思って。
びっくりするくらい滑らかに塗れるー!!
下塗りしてあるからどんな道具でも滑らかになるのかな?と、左官用コテも使ってみましたが、やっぱりお好み焼きコテの方がキレイに塗れる!
というわけで、仕上げ塗りは左官セットのコテは使わず、お好み焼きヘラでやりました。
お好み焼きヘラで仕上げ塗りをした結果
ほら、キレイ!
この調子で楽しく塗っていきました。
…が!
…足りない(;’∀’)
よりによって正面部分で「うま~くヌレール」が終了。
なぜ??下塗りは同じ量で全面いけたのに。持ち前のドケチ精神で薄く塗ってたつもりなのに。
下塗りのときよりも微妙に伸びが悪くて漆喰の乾きが早いような感触はあったので、下塗りの漆喰が水分を吸収してしまうのかな?
とにかく、足りません。
乾いたら色は同じになるので遠目では目立たないけど、近くで見ると仕上がりが全然違うので、やっぱりこのままではダメです。
仕方ないので後日、「うま~くヌレール」を追加購入して塗り足しました。
やっと完成ー!
頑張ったけど、塗り足した部分との境目はキレイに滑らかにはなりませんでした。
でも、素人にしてはイイ感じに塗れてると思います。
実演販売のお兄さんの言った通り、平面塗りは難しい!
塗り方DVDでもオススメしてないわけです。
当たり前だけど、職人さんには敵いません。塗り方だけじゃなくて、漆喰の配合(固さ)の調節とかもあるんだと思います。
素人で初めて漆喰を塗ろうと思ってる方にはパターン(模様)塗りをオススメします。平面塗りはかなり集中力がいるし、肩や腕も筋肉痛になりました。
もう漆喰塗りはこりごり。
でも、漆喰の風合いには満足してます。
これでやっと床の間を飾ることができる!
ラッセンが好っきー!
飾るものがなかったので…。
漆喰塗りまとめ
●平面仕上げは職人技が必要。素人は素直にパターン仕上げを楽しんだ方が良い。
(完璧を目指さなければ平面仕上げもできないこともない)
●漆喰は多めに用意したほうが良い。
(乾いてから塗り足すのは難しい。うちの床の間では約12kg使用)
●道具との相性もあるかも?
(私は左官用コテよりもお好み焼きヘラのほうが塗りやすかった)
ちなみに。
最後に塗った裏側の壁は下塗りなしの1度塗りでいいやと思い、厚めに1度塗りしたのですが、ここが一番キレイに仕上がりました。
もしまた漆喰を塗る機会があったら、厚めの一度塗りでいいんじゃないかな?と思ってます。