抜けた乳歯どうする問題。予想外の展開!

歯みがき中、息子の下前歯が一本ぐらいついているのに気がつき、とうとう歯が生え変わるね!と教えてあげました。

生え変わりイベント!!

私はこれを楽しみにしてたんです!!

私が子どもの頃は、抜けた歯は外に投げるようにと教わりました。

下の歯は屋根の上へ、上の歯は地面へ。

大人の歯がまっすぐに生えてくるようにというおまじないですが、地方によってやり方は違うんでしょうか。

大人になってから知った外国のやり方では、抜けた歯を枕の下に入れて眠ると、夜中に歯の妖精がやってきて、その歯をお菓子やお金と取り替えてくれるんだとか。

外国式にすれば抜けた歯を記念に取っておけるし、子どもも喜びそうだし、それやりたい!!と思いつつも、日本人として自分が教わった方法を伝えたいという気持ちもあって、どっちを採用しようか、息子が生まれたときから密かに悩んできました。

とうとう決断の時です。

歯が抜けたらヤダ

ぐらついている歯を自分でさわって

かわいい…

と、つぶやく息子。

かわいいって言ってるキミが一番かわいいよ!!

そのうち、息子がしくしくと泣き出したので、何事かと思って聞いてみると

ぬけたらヤダ

そうなの?歯が抜けるの怖い?

かわいいから、ぬけたらさみしい

ぐふっ…萌え殺される…っ!

愛おしすぎる息子を抱きしめて

そしたら、抜けた歯は大事にとっておこうよ!
歯はね、抜けても腐ったりしないから、ずっと持ってられるんだよ。
抜けた歯を入れてあげるステキな入れもの買いに行こう?

と提案してみたら、

とうめいのガラスのびんがいいとおもうよ!
とうめいだったらよく見えるから!

と笑顔に。良かった!

結局、日本式でも外国式でもなくなり、私が悩んでた意味がなくなりましたが、生え変わりイベントを楽しく迎えられそうです。

抜けました!

とうとう1本目の乳歯が抜けました!

おめでとう!!

抜けた歯はビンに入れて大切にとっておきます。

下前歯が抜けたのですが、抜ける前から後ろに永久歯が生えてきていたので、あんまり歯抜け感はありません。

ビンのふたに空気穴を開けようとしていた息子に

歯は息しなくても生きていられるから大丈夫だよ

と教えたのですが…。

よく考えたら、抜けた歯は髪の毛や爪と同じように死んでる細胞だったはず。

息子に嘘を教えてしまった…?でも何て説明すれば…。
「死んだ」とか言ったら悲しませちゃう…?と、また小さな悩みが増える母でありました。

いつか孫ができたら、息子とお嫁さんにこのときの話をしたいなぁ。
10年後か20年後か30年後か…。お嫁さんはどんな方法を選ぶのかな。楽しみです♪