ヒモと専業主夫の違いとは
「未知の世界を知った上で、常識の世界を見渡すこと」が変人になる方法だそうです。
(京大変人講座より)
というわけで、第12回目の北陸変人会議では、未知の世界「ヒモ」について、現役ヒモ男性に教えてもらうことにしました!
ヒモと専業主夫
ヒモと専業主夫の違いについてですが、私の個人的な意見としては同じだと思っています。
というと、誇りを持って専業主夫をしている方に怒られそうですが…もう少し聞いてもらえますか?
「ヒモ」の意味について検索してみると、いろいろな解釈がありました。
共通するのは「女性を働かせて養ってもらっている男性」ということです。
多分、世の中の「ヒモ」という言葉に対する定義は、女性に養ってもらって遊び暮らしている男性というイメージだと思います。
でも実際は、付き合ってる女性に養ってもらっているヒモ男性の多くは見返りとして家事をしているそうです。
専業主夫が「家事を仕事とする人」という定義なら、婚姻関係になくても家事をしている男性なら専業主夫と言えますよね?
ヒモが「仕事もせず遊び暮らしてる人」という定義なら、婚姻関係にあっても役割分担をしていない男性はヒモですよね?
女性に養われていて婚姻関係にあれば専業主夫と言うなら、働かずに遊んで暮らしている夫も専業主夫ですよね。
婚姻関係になくて女性に養われている人をヒモというなら、家事を担当して暮らしている男性もヒモですよね。
と考えると、私はヒモと専業主夫を区別することができません。
どちらが良い悪いとも思いません。
本人たちがどう定義しているかだと思います。
というか、そもそも定義する必要あるのかな。
今回、北陸変人会議でお話ししてもらう男性は結婚していますが、自分のことをヒモだと言っています。
どうしてそう思っているのか、どんな生活をしているのか、それはまだ詳しく聞いていないので、変人会議でのお楽しみです。
私もヒモだった
LGBTQの集まりのときにも考えてたけど、どうして世の中、性が逆転しただけでタブーになることが多いんだろうって思います。
私は2回結婚しましたが、どちらも同棲生活をしてからの入籍でした。
同棲しているとき、私はバイトをしたりしなかったりして、生活費や家賃は彼氏持ちで暮らしていました。
最初の同棲のときは家事もろくにできなかったし、ちょくちょく遊び歩いていました。
2回目の同棲のときは病んでいて働けない時期もありました。
これって、ヒモじゃないのかな。
でも女性はヒモとは言われない。男性に養ってもらうのは自然だから?
私は養う、養われるという言葉があまり好きじゃないです。
誰とでも、特に大好きな人とは対等な関係でいたいと願ってます。
一緒にいたいから一緒に暮らしてるだけなのに、見えるお金を持ってくるほうが優位になる。って考え方が嫌。
とは言っても、私も無意識にそう考えてしまっています。
お金を稼げないなら、その分、違う対価を相手に払わないといけないと思ってしまう。
そこに存在してるだけでいい、と思えるのは最初だけなんじゃないかな、と思います。
とにかく変人会議!
というわけで、答えのない、この世界。(ざっくり!)
世の中の疑問を解決できるとは思っていませんが、「なんでだろうね~?」と話し合えることや、いろいろな立場からの話を聞くことが私にとっての楽しみであり、救いでもあります。
だから変人会議をやってます。
北陸変人会議、金沢で久しぶりの開催です!
もちろん、変人交流会もありますよ!
変人さん、変人好きさん、変人を見てみたい方、奮ってご参加くださいね♪
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