未経験からフリーランスのライターになる方法

どうも!みなこです。

「ライターになるには何を学んだらいいですか?」というご質問をいただいたので、私の経験をお話しします。

最初に言っときますが、ライターには名乗ればなれます。資格は必要ありません。

でも、いきなりライターと名乗るのは勇気がいるし、名乗っても仕事は来ないと思います。

なので、私がライターと名乗れるようになるまでの話をしますね。

私はただの国語好き

私は小学生のときから国語だけは成績が良くて、小中学校は授業を聞いていれば予習復習しなくてもテストで満点が取れていました。(算数は小2止まりの赤点ギリギリ)

マンガと小説が大好きで、図書館や父の本棚から手あたり次第に読み漁ってました。

小学生のときはクラスの子を登場人物にして小説を書いたり、学芸会の演劇の脚本を書かせてもらったりしていました。

でも、私は高卒なので、どこかの大学で文学やら何やらを専門的に学んだことはありません。

だから、今も文章の構成やら言葉の使い方に自信はなくて、ネットで確認したり調べたりしながら文章を作っています。

まずはブログから

そんな私がライターになれたきっかけとして大きいのは、自分でブログを書いていたことだと思います。

パソコンを触るようになった20代前半から、いろいろなサービスを使ってブログを書いていました。

最初はmixiだったと思います。次はアメブロかな。そこから、はてなブログに移行して、今はワードプレスを使ってます。

自分が日々思っていることや、子育てのことなどを書いていてきました。

裏みなこって感じで、外に出せないドロドロした記事をストレス解消として書いてたときもあるし、子育てブログは親戚とか友達に面白がって見てもらうために書いてました。

金沢に引っ越してきてからは、ブログの収益化を目指して、ちゃんと誰かの役に立つようにということを意識して書くようになりました。それが今も続けている、このブログです。

というわけで、「まずは何を学べば良いか?」と聞かれたら、「ブログの書き方について学びましょう」かな。

ブログの書き方については、ネットでも図書館でも本屋さんでも、たくさん情報があるので探してみてください。

ここで探し方を丁寧に教えるつもりはありません。

なぜなら、自分で情報を探す力がないとライターの仕事はできないからです。

自分でブログの書き方を探して始められる力がない人は、ライターになるのは諦めるか、文系の大学とかで文章の書き方を教えてもらって就職先を探してもらうのが良いんじゃないかなと思います。

ただ、自分でブログの書き方を調べていくと、ワードプレスを使えと言われることが多いと思います。
そこだけはちょっと私は物申したいことがあって、ブログシステムの選び方についてだけは次の記事で紹介したいと思います。そちらを見てからブログの書き方を調べていただけるとハードルが少し下がると思います。

ブロガーからライターへ

私がライターという仕事の存在を知ったのはかなり遅かったと思います。

小説家とか記者とか、そういう仕事があるのはなんとなく知っていたけど、世の中に溢れているいろいろな文章を誰かが作っているとはあまり考えたことがありませんでした。

私がブロガーからライターになることを意識し始めたのは、観光系のウェブマガジンのライター募集を知ったことがきっかけでした。

私のブログのファンでいてくれた友達が、ライターの仕事に興味を持ち始めていた私に「これやってみたら?」と教えてくれたんです。

取材して、写真も撮って、1500字以上の記事を書いて、1記事たったの500円(+ビュー数報酬)しかもらえないという低報酬の仕事でしたが、自分のブログ以外の場所での実績が作れるということが大きいと思って始めました。

ここから名刺の肩書にウェブデザイナーにプラスして「ライター」と入れるようになりました。

そこでいくつか記事を書いて、実績として自分のホームページやブログに掲載していたら、ISHIKAWA19という石川県の有名なウェブマガジンのメンバーとして声をかけてもらったり、企業からの案件もいくつか入ってくるようになりました。

ライターにはいろいろな仕事がある

ライターと名乗り始めてからは、それまで想像もしていなかった仕事をいろいろと経験してきました。

一番意外なのはクラファンのプロジェクトライターでしょうか。

クラウドファンディングのプロジェクトページの文章を書く仕事です。

クラファンの発起人になる人はみんなパワフルなのですが、文章を書くのが苦手な人も多く、熱い思いを持っているのに、それを自分でまとめられなかったりします。

そんな人たちの思いをしっかり聞いて、読む人に伝わるようにまとめるのがプロジェクトライターの仕事です。

最後まで読んでもらうには、心を動かして支援してもらう(買ってもらう)には、どういう構成にしたら良いか、というのを考えるのに、ブログのアフィリエイト記事を書くために学んだスキルがとても役立ちました。

他には、アイドルと一緒に遊びに行って、その様子をレポートする仕事や、起業家のためのトークイベントのレポートを書いたり、企業のホームページの中の社員紹介のコーナーの取材と執筆をしたり、事業計画書を一緒に作ってほしいという依頼なんかもありました。

ライターと一口に言っても、本当にいろいろな仕事があります。

ライターだけで稼ぐのは難しいかもしれない

ライターにはいろいろな仕事がありますが、私は継続案件を受注することは難しかったです。

企業と専属契約している人も知ってますが、その人は元々その企業(印刷会社)で働いていて、独立したけど仕事をもらってるらしいです。

私はウェブデザインがメインの仕事で、ライターはサブとしてやっていました。

今はクラウドソーシングで探せばライターの仕事はたくさんありますが、そういうところの競争率は高いし報酬も低いです。

これからライターを目指す場合は、自分のブログやクラウドソーシングである程度の実績を作ったら、直接仕事をもらうように対面営業をしていくのがいいと思います。

営業の方法については、こちらの「営業しない営業術」が参考になるかと思います。

それでは。

未経験からライターを目指す方のお役に立てれば幸いです!