子ども(小学生)の性教育について
子どもの性教育。
私は積極的に教えていきたいと思っています。
でも息子はまだ小学1年生。
いつから、どんな風に始めたらいいのかなぁとは悩んでいたのですが、先日、唐突にその機会がきてしまいました。
心の準備、知識の準備ができていなかった私の奮闘をご覧ください。
突然の性教育開始
先日、息子とお風呂に入っていたとき、生理中だった私の出血を見て息子が衝撃を受けていました。
いつも一緒にお風呂に入っているので、今までも密かに出血している場面はあったのですが、息子は気づいていなかったようです。
ボトッと出血し、それを直視してしまった息子。
ママ!!どうしたの!!ケガしたの!?
と、慌てていたので、これは性教育の絶好のチャンスだと思いました。
ケガはしてないよ、生理っていうんだよ、お風呂を出たら、ちゃんと教えてあげるね。
と約束をしました。
ケガではないということで少し安心したようですが、とても気になってる様子。
息子が興味を持ったこの機会に、月経のことだけじゃなく、妊娠のしくみや、セックスについても話したい!!けど、何も準備していないし、どうしよう…
と、グーグル先生で検索してみたけど、わかりやすい図説が見つからない!
ママ、まだ~?はやくおしえて~!
と、息子に急かされて、もう自分で描くしかない!と、腹をくくりました。
私の精一杯の図説がこちら
いやー。ざっくりすぎる。でもこれを画像検索で見つけるのは難しいんですよ。
一所懸命に描きながら、息子に説明していきました。
男の子にはおしっこをする穴とうんちをする穴があるよね、女の子の体にはもう一つ穴があって、ここは「ちつ」と言って、赤ちゃんが生まれてくるところなんだよ。
という説明から始め、毎月、女の子の体の中では赤ちゃんを育てるための準備をしていて、赤ちゃんができなかったときは、赤ちゃんのベッドになる予定だったものがいらなくなるから、体の外に出てくるんだよ、それが生理っていうんだよ。
という感じで話しました。
そんなに痛くはないけど、ちょっと体はつらい。人によってはとても痛い人もいるから、女の子がつらそうにしてたら優しくしてあげてね、という説明もしました。
真剣に聞いてくれて
ママ、おしえてくれてありがと!
と、笑顔の息子。
どれくらい理解したのかは分からないけど、精一杯伝えようとしたことは感じてくれたんだろうなと思いました。
その後、妊娠のしくみもちょっと話してみたけど、これは思ってた以上に難しい!
セックスのことはどう伝えたらいいのか全く分からない!
息子はもう満足して私の話に飽きてきたようなので、一旦終わりにしました。
その夜は息子がいつも以上に気遣ってくれて、タオルケットを全身にしっかりかけてくれ、べったりくっついて寝たのでとても暑かったです。
私が積極的に性教育をしたい理由
私は子どもの頃にきちんと性教育を受けた記憶がありません。
小学校で教わった受精のしくみは覚えていても、どうやってそれが行われるのか知りませんでした。
特に興味も持っていなかったし。アニメや漫画やアイドルに夢中だったから。
今なら、アニメや漫画に夢中な子ならネットからの情報で早くから性について知ってるんだと思います。
でも、それもちょっと歪んだ情報かもしれない。
私が小学生の頃は女性のおっぱいをテレビに出しても良い時代だったのですが、うちの親はそういう番組は「下品だ」と言って見せてくれませんでした。
私はたいした知識を持たずに、なにがなんだか分からないうちに初体験をしました。
大好きな人ともっと近づくためのセックスは素敵で大切なことです。恥ずかしくも悪くもない。楽しんでいいと思います。誤解を恐れずに言うと、私はエロ話も大好きです!
でも、その行為の本当の意味や正しい情報を知らないと、相手や自分の体と心を傷付けてしまうことがあるという事実もちゃんと知っていてほしい。
大人でも知らないことが多すぎます。
漫画やAVの知識を正しいと思っている大人にも話したいことがたくさんあるので、面白くて真面目な性教育セミナーもやっていけたらいいなーと考えています。
絵本とパンツの教室でお勉強
息子に突然のオリジナル性教育をしたその後、性教育の絵本をたくさん読み、パンツの教室という性教育セミナーの体験会にも参加し、性教育の大切さを改めて知ることができました。
まだまだ私も勉強中ですが、息子が大切な人を傷つけることのないように、傷つくことのないように、教えていきたいと思っています。
今はきちんと理解していなくてもいいから「聞いたら答えてもらえる」という安心感を持ってもらいオープンな関係を築いていって、本当に必要なときに相談してもらえる環境を作っていけたらいいなと思います。
私が読んだ性教育絵本の中でおすすめのものがいくつかあったので、次の記事で紹介しておきます。
小学生をお持ちのパパママさんの参考になれば幸いです♪